総合ビジネス支援協会ブログ

ドラッカーが見ていた将来 1 経営者の使命

みなさんこんにちは。

最近、P.F.ドラッカーの著作の研究を始めました。
現在、私が行っているのは、
ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に寄稿した、
全34本の著作の研究です。

浅学ではありますが、私なりの研究結果を、全34著作につき、1著作ずつ、
このブログでシェアしていきたいと思います。

ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー」に寄稿した初めての著作は、

「経営者の使命」(1950年)です。

この著作は、1950年、米国が「工業社会」時代に書かれたものです。
本稿において、ドラッカーは、経営者のなすべき役割として、
とくに、時代変革に対するマネジメントの必要性を主張しています。

それは、ドラッカーのいう、「産業社会」の到来による必要性からくるものであり、
地域社会との関係性の構築、労働組合への対処、高齢者の雇用問題、
年金制度への対処、政府規制への対処など、

主に、社外のマネジメントに対して、経営者は注力しなければならない、
ということが書かれています。

まさに、1950年における米国の社会情勢から将来をみた、
ドラッカーの経営者に対する提唱ですが、
その後の時代変遷と企業経営者の果たしてきた役割を見ると、
まさに、ドラッカーの主張は的を得ていたと言えると思います。

自身を、ゲーテの「ファウスト」に出てくる、
「物見の役」の「リュンケウス」に投影したというドラッカー。

この初期の著作からもそのことが感じられるのではないでしょうか。

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山本 誉 (経営コンサルタント)
中小企業の経営改善、成長支援を行う経営コンサルタント。認定事業再生士。プロフェッショナルCFO。 [プロフィール]

2019年2月6日

カテゴリー:ビジネス