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ドラッカーが見ていた将来 6 経営科学の罠(その2)

こんにちは。 今日は、ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に投稿した第5作目の著書、 「経営科学の罠」(1959年) について、引き続き取り上げたいと思います。 ドラッカーは、経営科学のあり方について、以下具体的に提唱しています。 1.経営科学の対象に対する基本的な定義を行う必要がある。  その定義の一つは、  「企業とは人間からなるシステムである」  という洞察である。  す…

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ドラッカーが見ていた将来 5 経営科学の罠(その1)

こんにちは。 今日は、ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に投稿した第5作目の著書、 「経営科学の罠」(1959年) について取り上げたいと思います。 本著作でドラッカーは、当時の「経営科学」の問題点を指摘しています。 それは、 経営科学と称されるもののほとんどが、 手法や手順ばかりに目を向けた、部分効率のみを追求するツールになっている ということでした。 当時の経営科学のほと…

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ドラッカーが見ていた将来 4 「経済人」を超えて

こんにちは。 今日は、ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に投稿した第4作目の著書、 「経済人を超えて」(1955年) について取り上げたいと思います。 本著作でドラッカーは、経営者に対して、 「経済人」と「道徳人」の両立 ということを提唱します。つまり、 1.設定された目標を達成するために、長期計画および体系的な組織を重視すること。   (経済人) 2.経営者の社会的および道…

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ドラッカーが見ていた将来 3 プロフェッショナルを活かす

こんにちは。 今日は、ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に投稿した第3作目の著書、 「プロフェッショナルを活かす」(1952年) について取り上げたいと思います。 1950年代は労働人口の中で「専門職」が急速に増えつつあったものの、 産業界の需要にはとても追いつかない状況でした。 しかし、このような貴重な「専門職」の士気は低く、 きわめて非効率に働かされているとドラッカーは感…

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ドラッカーが見ていた将来 2 人口動態で未来を読む

こんにちは。 今日は、ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に投稿した第2作目の著書、 「人口動態で未来を読む」(1951年) について取り上げたいと思います。 この著書の冒頭、ドラッカーは以下のような警鐘をならしました。 「アメリカにおいて今後25年間、人口動態が企業の存続とまでいかなくとも、 企業の成功を左右する重大な要因となる。 その影響力は、経済変動でさえ及ばないだろう」…

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ドラッカーが見ていた将来 1 経営者の使命

みなさんこんにちは。 最近、P.F.ドラッカーの著作の研究を始めました。 現在、私が行っているのは、 ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」に寄稿した、 全34本の著作の研究です。 浅学ではありますが、私なりの研究結果を、全34著作につき、1著作ずつ、 このブログでシェアしていきたいと思います。 ドラッカーが「ハーバード・ビジネス・レビュー」に寄稿した初めての著作は、 「経営者の…

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第4次産業革命のもたらすもの

みなさん、こんんばんは。早いものでお正月も3日になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。さて、昨年4月27日に、経済産業省が取りまとめた中間報告、「『新産業構造ビジョン ~第4次産業革命をリードする戦略的取組~」に報告されていることが、今年から加速して動いていくように思います。http://www.meti.go.jp/press/2016/04/20160427007/20160427007.h…

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謹賀新年 -新年に寄せて-

新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。さて、今年一年は大変大きな変動の一年になるように思います。政治・経済・社会・家計・暮らしのどれを取ってみても、明らかに今までになかった、とても大きな「変動の波」が来ているように思います。それでは、その「変動の波」は私たちに何をもたらすのか?これにはいろんな見解があるかと思いますが、私が思うのは、「一人ひとりが思いやりと助け合いの気持…

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真のリーダーとの出会い

みなさん、こんばんは。 私は、最近になって、「田坂広志」という一人の優れたリーダーの存在を 知りました。 そして、その田坂氏の著作の一つである、 「人生で起こること すべて良きこと」(PHP) を読んで、田坂氏の優れた人生観や考え方に共鳴し、 もう一つの著作 「知性を磨く―『スーパージェネラリスト』の時代 」(光文社新書) を読んで、先見性をもった、真の優れたリーダーになるための 具体的な方法を知…

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運を味方にする生き方 1

みなさん、こんばんは。代表理事の山本です。久しぶりのブログ投稿になります。さて、人生の折り返し点を過ぎた私が、事業再生という、最も過酷な現場を少なからず経験させていただいて、最近気づいたことがあります。それは、「事の成否を成すのは能力ではなく、最終的には『運』(徳)である」ということです。事業再生の現場というのは、往々にして、「崖っぷちに立たされ、成す術(すべ)が全く見いだせない、絶体絶命の状況」…

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